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人体常在菌のはなし―美人は菌でつくられる (集英社新書)
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| 商品カテゴリ: | 医学,薬学,医療,看護,介護
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| セールスランク: | 41488 位
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| 参考価格: | ¥ 714 (消費税込)
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冗長
学者、研究者というよりは企業の人が書いた本だけあって、読みやすく分かり易い。常在菌と銘打っているが、細菌の話というよりも、人間の話。どのような菌がどこにいて、どのような働きをする、ということも書いてあるが、その部分だけ抜き出すとペライチのパンフレットで済みそうな感じの量しかない。あとは、長々とたとえ話や人の生活の話が続く。「科学」はほとんどなく、9割以上が「お話」で尽くされる。読みやすく分かり易いが、水増しした感じ、同じ話題で如何に話を続けられるか、という感じが拭えない。たとえ話や雑談はやめて、もう少し科学があってもよいと思う。そもそも常在菌の話が始まるまでが長い。また、始まっても、科学や論理に頼らずに、たとえ話や人の常識の範囲で何とか説得力を持たせようとするために、回りくどい話が延々と続く。マスコミや健康食品の営業のような手法だと思う。もう少しちゃんと書いてもよいのではと思う。
常在菌のおかげでいいウンチがでます。
毎日、三回以上の食事をして、毎朝気持ちいいウンチが出るってすばらしい
と思いませんか。私も海外で一週間以上生活していると、いくら海外のヨーグ
ルトを食べていてもウンチの状態が変わって来てしまいます。
二三日の旅行ならいいのですが、一週間以上だと、常在菌の変化が出てし
まうのだと思います。
週に何回か思いっきり汗をかいて、体の常在菌を一定に保つことがいかに
大切か判らせてくれる一冊です。
嫌われがちな菌の大切さを教えてくれる本です。
腸内細菌の次は「表皮ブドウ球菌」を育てよう
どんな本を読んでても思うのは、最新の真摯な研究から導き出されるのは、歴史が証明する生活の知恵だったり、昔ながらの生活様式だったりする、ということ。
「衛生の基本は、整理、整頓、掃除、清潔、清浄。...面倒に思うより、「いい運動だ」と思ってやってしまったほうがいい。」おっしゃる通りなのであります。
他には(いずれも筆者要約)、
・肌がギトギトするのは脂が多いからじゃなくて、乾燥してカサカサだから。肌ががんばって保湿しようとする。きちんと保水してやればよい。ゴシゴシ洗うと表皮ブドウ球菌まで洗い流されて、傷跡に黄色ブドウ球菌が増殖してしまう(日和見感染)。
・(食べ物として)何を入れるかばかりが議論されて、如何に出すかという議論がない...便秘の人は、何が何でも出すという気迫が薄いのではないか。
なんてのもあります。
ブドウ球菌ていうのはブドウみたいな形してるからなんですって。ブドウ糖と関係あるのかと思ってた。
気持ちはわかるけど
うちの奥さんなども洗顔は念入り、除菌、殺菌大好きなデオドラントな人ですが慢性的な肌荒れに悩んでいたりします。
筆者は現在の過剰なデオドラント文化が大嫌いのようで、一貫して自然な雑菌にまみれた状態を褒め称えます。
それは良いのですが、記述内容は筆者の個人的好みを主張する部分が多く、科学的根拠がやや少ないと感じます。
また、歴史的に公衆衛生が人類にもたらした恩恵に全く触れていないのはバランスを欠くように思います。「分娩のときは消毒は不要かも」とは若干暴走気味ではないでしょうか。
というわけで減点です。
逆説的だが示唆に富む本です。
人間は細菌の助けなしでは生きていけないということを逆説的に説く。皮膚に表皮ブドウ球菌が適当に繁殖していると、皮膚はしっとりとしつやつやになる。著者はこれを「美人は菌でつくられる」と言う。またもし腸内に大腸菌がいなければステーキの消化はできないだろうし、もっと危険な細菌が入った時、大腸菌がそれを攻撃しないから、危険な細菌が繁殖することになるだろうと言う。細菌の人間に対する効用を知らされる本である。大事なのは細菌との調和であり、細菌を殺すことでないのだと知らされる本である。
集英社
カビの常識 人間の非常識 (平凡社新書) 免疫と腸内細菌 (平凡社新書) 菌子ちゃんの美人法 ここがおかしい菌の常識 (集英社文庫) 健康長寿のための食生活―腸内細菌と機能性食品 (岩波アクティブ新書)
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